真冬の寒さが続いた連休明けの月曜日、出社するなり個人携帯と内線電話に問い合わせの電話が殺到しました。
「フォルダにアクセスできない」
「ファイルが開けない」
いつものこと…(では困るんですが)、すぐに社内にあるスタンドアロンのサーバーが原因だと思いました。
ウチの会社は中小零細企業なので、そんなに立派なサーバーを導入できるわけでもなく、NECのEXPRESSサーバーを小さな会議室の片隅に置いてファイルサーバーとして使っています。
サーバーが設置されている小部屋に入ると、なんだかとても寒い!
サーバーはシャットダウンしているようなので起動したら…ピーッ!と警告音。
BIOSチェックにひっかかって…
直訳すると 「システム 温度 範囲外」ってことですね。
連休明けの休みボケの頭では状況を把握できなくて、しばらくボーッとモニターを眺めていて様な気がします。
これってひょっとして寒すぎるってこと?
サーバーを設置している部屋に暖房なんてあるはずもなく、電気ストーブを持ってきて来て、サーバーを温める!
でも、結露してしまうのも困るし、そんななか鳴り響く問い合わせであろう電話…こんな時こそ冷静に、じっくりと熱を加えていきます
30分以上経過して十分部屋の温度も上昇したので、サーバーの電源オン!
無事に起動!ログインしてログを確認すると…
CPUの温度センサーが3℃!!!
しきい値が5℃なので、5℃以下になってシャットダウンシーケンスがスタートしたんですね。
これはどうしたものかと考えても、このまま電気ストーブで加熱し続けられないので、UPSの設置場所をずらして排熱をサーバーに当てて対応。
各方面への復旧連絡を終えて原因を確定しようとログ方面を調べてみました。
外付けUPSのログを確認すると、外気温マイナス10度というログが残っており、そこで終了。
サーバーを温めるという、初体験のお話でした。
ちなみに
HP製のサーバーでは、低温?側のしきい値は設定されていないようです。
では
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